UNCRDは、(国連大学認定RCE)中部ESD拠点、ローマクラブ日本、一般社団法人中部SDGs推進センターと共同で、中部圏ひいては日本におけるSDGs達成に向けた取組みを実施するとともに、世界各国、とりわけ開発途上国における課題解決の支援などの国際貢献を行うことを目的として、中部圏SDGs広域プラットフォームを2020年12月1日に設立しました。
12月1日には中部大学で設立総会が開催され、中部ESD拠点の会長兼中部大学の飯吉厚夫理事長が会長に、またUNCRDの遠藤所長ほか2人が副会長に選出されました。このプラットフォームは、自治体や民間企業、大学など様々なステークホルダーが会員となり、情報やノウハウを共有し、協働事業を行う場として機能します。

主な活動としては、①気候変動、②都市開発、③ポストコロナ社会、④ESGという4つの活動テーマを掲げ、中部圏のSDGs達成に向けた、普及啓発・情報発信、研修・セミナー・マッチング支援、調査研究を行うとともに、中長期的には開発途上国のSDGs達成に向けた国際貢献として、民間技術の海外展開支援や途上国向け職員研修を実施していく予定です。
2021年3月1日には、愛知学院大学日進キャンパス内に事務局を設置しました。会員数は、2021年3月20日時点で、自治体、経済団体、企業など18団体がパートナー会員として登録しています。
2020年12月から2021年3月までに実施した主な事業は以下の通りです。
〈会合〉
- 設立総会:2020年12月1日中部大学
- 第1回役員会:2021年1月15日~25日書面会議
- 第2回役員会:2021年3月15日~24日書面会議
〈イベント〉
- 「中部ESD拠点『SDGsフォーラム2021』」共催〈中部ESD拠点協議会主催〉:2021年2月6日
- 「低炭素水素シンポジウム」後援〈愛知県主催〉:2021年3月1日
- 「高校生から大人まで池上先生と学ぶSDGsの現在(いま)inなごや」後援〈なごや環境大学・愛知学院大学主催〉:2021年3月14日
- 「日本工学アカデミー(EAJ)中部レクチャー」共催〈日本工学アカデミー主催〉:2021年3月26日
〈受託研究〉
- 「新型コロナウイルス感染症大流行下でのSDGs達成推進のための対策検討業務」〈政策研究大学院大学〉:2021年2月4日~3月22日